小学生向けのプログラミング教室について~小学生のためのプログラム~
安部政権の経済政策「アベノミクス」の成長戦略に「プログラミング教育」が含まれていたこともあり、近年、小中学生向けのプログラミング教室が数多く開催されています。
その内容はマチマチで、ただテキスト教材にあるプログラムをパソコンに打ち込んで、動かすだけのようなものから、本格的にスマホアプリを開発するものまであるようです。政府の目的が、
「ITやデータを活用して新たなイノベーションを生み出すことのできるハイレベルな IT人材の育成・確保を推進する」という目的のもと、具体的には「ITを活用した21世紀型スキルの修得」と「人材のスキルレベルの明確化と活用」を行う
ITを活用した21世紀型スキルがプログラミングなのかは若干疑問ではありますが、プログラミングが出来るようになると、パソコンやIT技術について、拒絶感がなくなり、身近に感じれるようにはなれるかなとは思います。
とはいえ、ご両親がITに詳しくない場合、プログラミング教育が義務化されるならば、誰かに教えてもらわなければと思うのもわかります。
ただ、注意が必要なのは、巷の小中学生向けの教室には、受講してプログラミングができるようにはならないものもあるということです。
書かれているプログラムを、そのまま打ち込むだけでは役に立ちません(子供たちの興味を刺激するのには有効だと思いますが)
といったところで、私が考えるプログラミング教室を選ぶポイントを紹介します。
プログラミング方法だけでなく、考え方(アルゴリズム)を教えてくれる
本ブログで紹介しているスクラッチにしても、Ruby、Javaなどの本格的なプログラム言語にしても、基本的にできることは一緒です。各言語、環境により得手不得手はありますが。
プログラムをする上で重要なのは、ある問題を、いかにして(できることを組み合わせて)解いていくかということです。
難しい問題をそのまま解くのではなく、簡単な処理を組み合わせて問題を解く方法を理解することが重要です。
考え方(アルゴリズム)ができれば、どんなプログラム言語でも扱えるようになります。
プログラマは、作るものに合わせて言語/環境を使い分けていると思います。
講師との対話/講義形式だけでなく、グループワークが含まれている
講義形式だと、どうしてもテキストを写し取る(そのまま打ち込む)だけになりがちで、特に疑問も持たずに言われたことだけを進めるだけになってしまうと思います。
グループワーク型ですと、プログラムでは、ある処理を行う方法は、複数あり、人それぞれで実現方法が異なったりします。(方法は1つではない)
そういったことを学んで欲しいと思います。
作ったものを公開/発表する場がある
作っただけで終わりではなく、やはり作ったものは公開/発表したくなりますよね。
公開するとことで、自分では気付かなかった観点での意見/アイデアをもらって、さらに改良していくといった継続的に改善を繰り返して良いものを作って欲しいと思います。
現在は、インターネットで、わかりやすい情報が多くありますので、まずは、自宅にパソコンがあれば、親子でやってみるのでもよいかなとも思います。
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