2016年4月3日日曜日

ネコ、スピードを変えながら走る(小学生のためのプログラム<スクラッチ編>~その5~)

ネコ、スピードを変えながら走る~小学生のためのScratch入門~

今回は、ネコの走るスピードを変えながら走るようにしてみましょう。


走るスピードを変える方法は、いろんなやり方がありますが、今回は、「(10)歩動かす」ブロックの数字を変えることでスピードが変わるようにしてみましょう。

変数を使ってみましょう

スクラッチを起動してください。


「(端に触れた)まで繰り返す」ブロックの中に「(10)歩動かす」ブロックが入っています。
これは、端に触れるまで「10歩」ずつ移動するということです。

なので、、この1回で移動する歩数を変えることで、スピードの変化を付けます。

まずは、「変数」を用意します。

変数は、歩数のような数字は、名前などの文字を入れておく箱のようなものです。

プログラムでは変数をつかってプログラムしておき、変数の中身を変えることで動きを変えることができます。

まずは、「変数」の中にある「新しい変数を作る」をクリックします。




変数名は、「歩数」にしておきます。
そして、「OK」をクリックします。



すると上のようになると思います。

そうしたら、「□歩数」を、「(10) 歩動かす」の数字の部分に、ドラック&ドロップします。



実行したらどうでしょう?

あれ?その場で走るだけで移動しませんね。

これは、変数「歩数」の中身が「0」になっているからです。

歩数の中身を入れてみましょう。

「(歩数)を( 0 )にする」ブロックを「スクリプト」タブにドラック&ドロップしてください。

そうしたら、歩数を「10」にしてください。



今度は、どうでしょう?
ちゃんと走りましたね。

歩数の数字を「2」に変えてみてください。
移動するスピードが遅くなったと思います。

この変数「歩数」の中身を変えることで、スピードが変えることができました。

次に、歩数の中身を、1から10の間で、バラバラになるようにしてみましよう。

「演算」の「(1)から(10)までの乱数」ブロックを「スクリプト」タブにドラック&ドロップしてください。

そうしたら、「(歩数)歩動かす」ブロックの上に追加してください。



これで、実行してみてください。

どうでしょうか?
早くなったり、遅くなったりしたと思います。

次回は、キーボードのボタンを押すたびにネコが移動するようにしてみようと思います。


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