私とプログラム~出会い~
私とプログラムとの出会いは、小学生のころに、母が松下電器のCF2000(愛称キングコング)というMSXという規格のパソコンを買ってきたのが始まりです。
MSXはパソコンなんですが、ゲームカートリッジ(カセット)を挿せました。
たぶん、まだ、ファミリーコンピュータ(ファミコン)が無かったころだったと思います。
そのパソコンでは、BASICというプログラム言語が入力できました。
そのころ「ベーシックマガジン」という雑誌があり、それには、プログラムのソースコードが書かれていて、それを入力・実行して楽しんでいました。
もちろん(?)当時は、キーボードを叩くにも、人差し指で一文字一文字探しながら入力していくので、1つのプログラムを入力するのに何時間もかかっていました。
しかもBASIC自体を理解していたわけではないので、バグがあって上手く動かないときは、途方に暮れるだけでした。
さらに、その時は、そのデータを記録する装置(テープレコーダ)を持っていなかったため、電源を切ると全て消えてしまう状態でした。
それでも、自分で入力したプログラムが動いた時の感動は忘れません。
今、小学生の息子が、Scratchを使ってプログラムをして喜んでいるところを見ると、懐かしく思います。